「乳歯の虫歯はいずれ生え変わるから治療しなくてもいい」と聞いたことがあるかもしれません。しかし、乳歯の虫歯を放置すれば、様々な悪影響があります。乳歯は丈夫な永久歯が生えるための準備をする役割や、永久歯を正しい位置に導くといった役割があります。その他にも、顎の骨の成長や知能の発達、正常な噛み合わせにも影響を与えます。
当院の予防歯科は、「むし歯」「歯周病」「噛む力」の3つのケアを行います。むし歯予防、歯周病予防は一般的ですが、「噛む力」のケアを行うことで歯を長持ちさせることができます。
歯ぎしりや食いしばり、顎関節症、咬む力が強い人は歯が欠けたり、長期的には咬み合わせが変化することがあります。その結果、顎が痛くなったり、お口が開けにくくなったりもします。そうなると、食べ方や噛み方、食生活にも大きく影響してきます。
矯正歯科とは、一般的には悪い歯並びをきれいに治す治療のことをいいます。
歯並びの美容的な改善をするだけではなく、発音障害を改善すること、前歯で食べ物をしっかりとかみ切ることや奥歯で食べ物を噛み砕くこと、全身とかみ合わせのバランスを調整すること、歯のガタツキをなくすことにより歯の清掃性を良くして、歯の寿命を延ばすという予防的な効果も持ち合わせています。
歯垢(プラーク)に含まれる細菌(ミュータンス菌)は糖分やタンパク質を分解します。これが虫歯の原因です。それによって排出される酸などが、歯のエナメル質やカルシウム、リンなどの成分を溶かして虫歯を作ります。
審美歯科とは、歯の自然な美しさにも重きを置いた総合的な歯科治療のことです。単に歯をきれいにするだけでなく、長期に渡って機能させることも目指して治療をおこないます。
入れ歯とは、様々な理由で歯がなくなってしまった場合の治療方法です。残っている歯があり、それを土台にする場合は部分入れ歯、すべての歯がない場合は総入れ歯による治療を適用します。